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雪の庭2015131

殺風景な冬の庭 
雪がうっすら積もるとアラかくしです(笑)
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No title

「イスラム国」による邦人殺害事件の収束はどのように行われたのだろうか? ヨルダンではパイロットの殺害に対する報復としてふたりの死刑囚を処刑したという。こういう事態は報復の連鎖で危険極まりない。

 人質の無事解放が最善の解決策だとすれば、人質の死亡は最悪の結果であり、日本政府の対応策は失敗だった。この失敗だったという目線で、今後の平和維持の実現に向けて日本の取りうる政策を遂行して欲しいものだ。そのためには、どういう交渉をしたのかを明らかにする必要がある。安倍首相は、「最善を尽くした」という言葉を繰り返している。どう最善を尽くしたのか明らかにするべきだ。・・・おそらく機密保護法をたてに首相自らの行動を隠蔽して美化するに違いない。

 有志連合の軍事作戦は、国連の合意のない、国連が認めていない軍事行動なので「有志連合」ということになっている。安倍首相は、「国際社会と連携した有志連合」という枕詞をつけて美化しているが、有志連合のイラクへの空爆でどれだけの市民の生命が奪われたのか、すべて「イスラム国」の兵士だと発表しているが、じつに怪しい。殺害されたパイロットも爆撃の途中で墜落して捕まったという事情から察すれば、「イスラム国」側にすれば許しがたい人物ということになる。

 そもそも、今日の問題は、湾岸戦争やイラク戦争が起源になっている。湾岸戦争ではOPECの意向に逆らって石油の大安売りを続けたクエ-トにイラクが攻め込んだというアラブの内輪もめだった。このとき石油利権をねらうアメリカの要請で多国籍軍がサウジアラビアを基地にイラクに攻め込んだ。サウジアラビアにはイスラムの聖地とよばれる地域があって、そこにアメリカ中心の多国籍軍が進駐したことで、イスラム原理主義者たちが聖地を多民族に汚されたとして、オサマビンラディン中心に「アルカイダ」というテロ組織が生まれた。このとき日本は多国籍軍に2兆円の資金援助をこなったが、金だけ出す国だと揶揄された。

 湾岸戦争の敗北したイラクが軍事大国にならないように、いくつかの制裁が実施されることになった。そのひとつに大量破壊兵器を持たないことや、核兵器の開発を行わないことなどがあり、国連が査察をすることになっていた。しかし、この査察は5年間は計画的に実際されたが、6年目に査察の方法がCIAの提案で抜き打ち方式になったことから、イラクが反発して計画通りに進まなくなった。このイラクの動きにあわせて、アメリカのブッシュ大統領は、イラクが大量破壊兵器を保持しているという宣伝を行うようになった。

 2001年9月に同時多発テロが発生した。アメリカの受けた打撃は大きく、このテロ行為はアメリカに対する宣戦布告だとして、テロと軍事的に戦うことを宣言した。このとき、同時多発テロは「アルカイダ」の仕業と判断されていた。もともと「アルカイダ」はイラクのフセイン政権と敵対関係にあるとされてきたが、ホワイトハウスは同時多発テロのような組織的にも金銭的にも費用のいる行為には、イラクが関与している疑いがあるとして、イラクのフセイン政治体制そのものを軍事的に破壊して、親米政権を樹立することになった。しかし、戦端をひらくためには正義・正当な理由が必要になる。イラクのフセイン政権は大量破壊兵器を隠している! こうしてイラク戦争がはじまった、2003年3月のことである。

 イラク戦争はイラク国土が戦場になったことから、多数の市民が殺害された。このイラク戦争によって生まれた人々の「恨み」「憎しみ」が多くのテロ組織を生み出す根源になった。イラク戦争後のイラク国内はアメリカの思惑とはまったく別の姿に変貌している。ブッシュ大統領は開戦三ヶ月後に軍事目的の早期収束を宣言したが、なんと2011年12月になってオバマ大統領がイラク戦争終結を宣言した。1991年の湾岸戦争から2012年のイラク戦争終結までの21年間は、完全な「憎しみのスパイラル」が渦巻いて多くのテロリストを生み出した。日本はイラク戦争では、金だけ出す国だと言われたくないとして、自衛隊を派遣する根拠として、国連治安維持活動(PKO)参加法案を可決して派兵に及んだ。

 こうした流れを眺めてみると、アメリカはますます過激になり、それに応えるようにテロリストもますます過激になっている。日本もアメリカに意見をすれば良いと思えども、アメリカ追従の姿勢をますます強めている。アメリカは自国の兵士を戦地へ派遣したくないことから、日本の自衛隊に期待している。そして、気をつけなければならないことは、安倍首相がアメリカ以上に右傾化していることだ。

 集団的自衛権の容認、機密保護法、憲法九条改正の流れは、今回の人質事件を受けてますます安倍首相の思惑通りに作り上げられる可能性が大きい。積極的平和主義という美名のもとで、それらは成し遂げられる可能性がある。まさに歴史は繰り返されるというのは真実だという声が聞こえる。テロは許さない、テロと戦うという言葉が、戦争をするという言葉に聞こえてならない。
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えんてつ

Author:えんてつ
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兵庫県の中山間地域に夫婦で住んでいます。
2015年3月に現役リタイヤ-しました。
これから先は未知の世界です。

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