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北京原人

きょうはアルバイトの日だったけど、担当者が出張で不在ですよという連絡をいただいて休みにさせてもらった。なので、きょうは家で一日、ワン公と過ごすことになった。おまけに雨も降り出して、外でのお遊びもできない。ならばPCで時間潰しと思うけど、楽しい話題も浮かんでこない。


 政府は安保法案の地方公聴会を開くという。公聴会は広く国民の声を聞いて国政に活かすためにある。ところが安保法案裁決の必要条件というだけの形式的な公聴会だという。意見を述べる国民の声を聞かないと事前にいいはるとは、これ以上の国民無視はないだろう。

 武力は戦争を防ぐ抑止力となるのだろうか? それは人類の歴史を眺めることでおおよその見当がつく。


 アルバイト先の元会社で周口店を見てきたという人がいる。15年ほど前に仕事で北京に行ったときに休日に商社の方に連れて行ってもらったらしい。在任中に接触のなかった人なので話題が途切れそうだったが、北京原人のお陰で繋がった。先月写真を送っていただいた。

 シナントロプス・ペキネンシスは北京原人の属名だったが、現在では廃止されてホモ・エレクトス・ペキネンシスというらしい。ジャワ原人などと同じ原人の一つの地域集団とみなされることから表現方法も変えられたようだ。これまで北京原人を現在のアジア人の祖先とする考えがあったが、遺伝子解析の技術の結果、現代人のミトコンドリアDNAの系統解析によりそれは否定された。ではどうなったか、結論は北京原人は滅亡したことになる。

北京原人の発見もいろんなエピソ-ドが残されている。中国中原地域を「黄土地帯」と名付けたことで有名なスウェーデンの地質学者アンダーソンは、1920年ごろ産業顧問として中国に招かれていた。そして北京の市場で古いほ乳類化石が「竜骨」という名称で売られていることに興味を持ったことがはじまりだった。

中国各地を巡っていた宣教師たちから北京西南50kmにある周口店からたくさんの化石が出るという情報を知り、1923年から発掘を始めた。数多くの動物化石に混じって人間の祖先のものらしい臼歯が最初に発見された。発掘を助けたカナダ人ブラックはこの臼歯を新発見の人類化石として「シナントロプス=ペキネンシス」と名付け発表した。

その後も発掘は続きが、1927年からは中国人学者も加わって本格的な発掘が行われ、ほぼ完全な頭蓋骨が発掘され、また火の使用の痕跡も見つかった。しかし1937年に日中戦争勃発のため発掘は中断された。そして発見された北京原人の頭蓋骨も戦争に巻き込まれて行方不明になってしまったらしい。

 どんなところから発掘されたのか、一度見学したいものだ。
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