戦争法案が成立した。安倍首相は、国民の声を無視してまでアメリカ議会での公約を果たした。この姿勢は安倍政権がアメリカ追従の政権であることを明確にしたといえるだろう。

 世界のいたるところでアメリカ軍と一体になって戦争ができることになりました。自衛隊がアメリカ軍の小間使いにされないことを願いたいし、何よりも自衛隊員が命を落とすことがないことを祈りたい。

参議院の特別委員会で強行採決の場面の状況について解説した番組があった。
2015年9月17日午後4時30分
(1)鴻池委員長の不信任動議が否決されて議長席に戻った直後、野党代表の福山理事が議長席へ近寄り今後の委員会の運営について確認しようと文書を手渡そうとした。
(2)その瞬間に、特別委員会の委員ではない自民党議員が議長席へダッシュして議長席を取囲んだ。与党の委員は採決で起立しなければならないので自分の席にいた。
(3)これは採決が強行されると思った野党の委員が議長席に駆け寄って委員長の持つ議事運営文書を奪おうとした。
(4)議長を守る与党議員と議長の採決を阻止しようという野党議員のもみ合いが続くなか、
(5)自民党の佐藤理事が与党席に向かって起立をするように手で合図を送る。これを見た与党委員は起立する。
(6)鴻池委員長、安倍首相など関係者急ぎ退場する。

2015年9月2時20分 戦争法案は参議院本会議で可決成立したが、本会議に提出され
た特別委員会の決議議事録には、採決時になにが行われたのか経過が記載されていなか
った。そして公聴会の報告もされていなかったことが判明している。本来ならこれは手
続き上の瑕疵であり本会議の議題とはならない。



 安倍首相は、国会の内外、日本各地で反対の意思表示をした国民を無視して、アメリカ議会での公約をやり遂げてほっとしているのだろうか、シールズに集まった若者やお子さんをつれたお母さん、戦争の悲惨な体験から立ち上がったお年寄り、反対を表明した多くの文化人のみなさん。どう考えてもこれがこのまま終わることは有り得ないでしょう。
安倍政権打倒の声はどんどん広がるに違いありません。
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歴史は知的財産に当たるか?

 科学技術や芸術などの人間が生み出した文化的財産は知的財産としてまとめられる。では、人類が紡ぎ出す歴史そのものは知的財産といえるだろうか?

 歴史の教訓という言葉がある。人類があまりにも戦争を繰り返えしてきたという事実と戦争というものが大量殺戮へと変化してきたことから戦争の脅威と愚かさを指摘した言葉に違いはない。

 さて、ここ数年前から「トゥキディデスの罠」という言葉が流れるようになった。紀元前5世紀、新興の大国のアテネと、それに対抗する既存勢力の大国スパルタとの間にぺロポネソス戦争が起きた。

この戦争を眺めた歴史家のトゥキディデスは「新興の大国は必ず既存の大国へ挑戦し、既存の大国がそれに応じた結果、戦争がしばしば起こってしまう」との法則を見出した。この法則を「トゥキディデスの罠」という。

トゥキディデスは、「戦争を避けられなかった原因は強まるアテネの力と、それに対するスパルタの恐怖心にある」と指摘した。アテネとスパルタの戦争は、その後30年も続いた末に、両国とも滅びる結果となった。

「新興の大国は必ず既存の大国へ挑戦し、既存の大国がそれに応じた結果、戦争がしばしば起こってしまう」・・・・・これは歴史上15回起きたと言われている。そのうちの11回で戦争へと発展している。近いところでは1914年と1939年の2回にわたる世界大戦を引き起こしている。新興のドイツによる既存のイギリス帝国への挑戦であった。

台頭する大国と既存の大国との間の相互不信と、それに基づく相互過剰反応が軍事衝突を引き起こす「トゥキディデスの罠」状況として、中国とアメリカの動きが取りざたされている。新興大国の中国が既存の大国アメリカへ挑戦し、アメリカがそれを恐れるとき戦争になるという見立てだ。

「中国」と「アメリカ」、ともに罠に陥るのだろうか~? そして、そのとき日本はどうなるのだろうか~? 今週米中首脳会議が行われて「トゥキディデスの罠」に陥らないようにしようという合意がなされた。 歴史は知的財産と呼ぶには恐れ多い気がする。
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2015年3月に現役リタイヤ-しました。
これから先は未知の世界です。

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