当地の明日の最低気温の予想は6時で1℃となっている。
いよいよ霜と木枯らしの季節到来だ。
畑にはまだ里芋が残っているし、玉ネギの植付けが待っている。

畑仕事にも日曜大工でも広さや長さや重さが大切な要因になる。
ところで長さ1mや重さ1kgは誰が決めたのだろうか?

高校で化学や物理が始まるとIUPACが定めた次元の単位を学ぶ
基準となる物理量であるSI単位系は7種類の単位の定義がなされている。

①長さ1mとは光が真空中を1/299792458秒間に進む距離。
②質量1kgとは国際キログラム原器の質量
③時間1秒とはセシウム133の原子の基底状態の2つの超微細準位の間の遷移に対応する放射の9192631770周期の継続時間。
④電流1Aとは真空中に1mの間隔で平行に置いた、長さ無限大、断面積無限小の2本の直線状導体のそれぞれを流れ、
 これらの導体の長さ1mごとに2×10-7N(ニュートン)の力を及ぼし合う一定の電流。
➄温度1kとは水の3重点の熱力学温度の1/273.16。
⑥物質量1molとは0.012キログラムの炭素12の中に存在する原子の数と等しい数の要素粒子、または要素粒子の集合体
⑦光度1cdとは周波数540×1012Hz(ヘルツ)の単色放射を放出し、
 所定の方向におけるその放射強度が1/683ワット毎ステラジアンである光源の、その方向における強度。

もしも1kgが現状の2倍の質量で定義されていたなら体重66kgの人は33kgということになるし
長さ1mが現状の半分を1mと決められていたなら身長1.7mの人は3.4mということになる。

国際キログラム原器の本物はフランスで管理されていて、主要国には本物と校正されたものがおかれている。
この1kgの原器が近かじか変更されるようだ。これには日本の科学技術が役立った。産総研のHPにその動きが
解説されている。物事の基準を定め、その基準で世界が動くということは、過去の多くの支配者の願望だった。

産総研H.P.によると・・・・
キログラムは現在、世界に一つしかない分銅「国際キログラム原器」の質量と定義されている。しかし国際キログラム原器の質量は、長期的には表面の汚染などによって変動してしまうことがわかってきた。そのため、普遍的な基礎物理定数に基づいた定義に改定すべく、基礎物理定数を国際キログラム原器の質量の長期安定性よりも高い精度で決定するための研究が各国で進められてきた。その結果、プランク定数に基づく新たなキログラムの定義に移行するかどうかが、2018年に審議されることとなっている。

今回、産総研では超高精度のレーザー干渉計と表面分析システムを用いて、直径約94 mmのシリコン単結晶球体の形状を1 nm未満の精度で測定することで、プランク定数を世界最高レベルの精度で測定した。さらに、科学技術データ委員会(CODATA)は、産総研や複数の海外の研究機関のプランク定数の高精度測定結果に基づき、キログラムの新しい定義に用いられるプランク定数の値を決定した。わが国が国際単位系(SI)の基本単位の定義の決定に直接関与するのは初めてであり、約130年ぶりとなるキログラムの定義改定に貢献する歴史的な成果と言える。

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